君の身体の根底に流れるものは何だろね。

昨日は色々刺激というか内容の濃い一日だったのでありました。
まずは、午前中に我が母校の創作民族舞踊公演『お春の夢』を観ダンス。僕が大学一年生の頃に先輩方がやられていたものの再演(?)でございました。振付のいさぶろう先生の非凡さをあらためて確認しました。踊りたい踊りを創作できるその才能に敬服でっす。この公演は「学生」ならではの公演であり、「社会人」(僕は微妙な位置にいますが)にはない自由さと素直さが溢れていたように思えました。終演後、後輩の皆様と昼ご飯を食べた。
次に、世田谷パブリックシアターにて伊藤キム振付の『禁色』をこれまた観ダンス。
原作を気合いで読了し臨んだわけですが、僕が感じた原作の「美」に響くものはなかったかな。ちなみに、原作の中で、
・美の前に官能が立ちはだかる。
・精神は疑い続けることでしか存在しない。
というようなことが書かれていてなるほどとうなってしもた。
振付とかそういうものより、二人の存在(プレゼンス)に感動したさ〜。身体の強度、存在の強度。うぉー。
でもって、その後、ある知人宅で去年のトニー賞授賞式の映像を見せてもらいました。トニー賞の授賞式って滅茶苦茶派手でね、各賞の発表の合間合間にその年ノミネートされたミュージカルの良いとこ取りのシーンを、映像ではなく、舞台でキャストも美術もそっくりそのまま完全再現してしまうのですよ。そのパワーといったらもう破壊的で圧倒されちまって涙が出てしまったぜオイラは。特筆すべきは司会を務めながらも主演男優賞をとったヒュー・ジャックマンで、そのパーフォマンスといったら、ウルトラスーパーエンターテイナーで僕はまた涙を流してしまったのですよ。ブロードウェイに行きたいっす。
ブロードウェイって凄すぎる!!