平成17年ですよね。

haradayu2005-01-03

正月元旦に青年団リンク・地点『雌鳥の中のナイフ』を観劇してきた。俳優さんがほとんど全ての台詞を変な区切り方をして喋っていた。あれは何だ一体。台詞というものを観客の頭の中で再構築させて・・・・・・と知識人ぶって考え始めたがよく分からない。それゆえ、戯曲が難解な感じだったのにさらに難解度が増した気がした。でも、何かがあるんだろう、なんなんだあれは。
そして、今日はスピルバーグ監督、トム・ハンクス主演『ターミナル』を観映。いやー半端でしたー。すごく半端でした。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはとても綺麗でしたけど。それにしても半端だったなー。
でもって、同じバイト先で働くM君から薦められたもう一冊、古井由吉『杳子・妻隠』(新潮文庫)を読んだ、『杳子』だけね。かなり面白かったわけなのですけれど、はい。身体についてこの小説ほど読んでいて意識したことはなかった。杳子の行動はまさに舞踊だと勝手に思ったりしました。そのためか、杳子が、面識などほとんど皆無に等しいニブロール主宰の矢内原美邦さんに思えて仕方なかった。

明日から仕事初めだー。もう眠らなきゃね。