『別れは何であれ寂しいものだ』

haradayu2004-10-31

2年近く働かせてもらった某百貨店地下食品売場の中華惣菜のお店。本日閉店しました。バイト先で知り合った、ジャニーズJrをおっかける人、ディズニーマニアな人、大阪出身で東京は嫌いだと言う人、商業ミュージカルに出演してる人などなどがおりました。おそらく一生会わない人がほとんどの可能性ありなわけで、だからって付き合いを続けていくための努力はしないでしょう。
それでもやはり寂しさはあり、今日は浮ついてあまり物事に集中できない。というか思えば、APEの本番が終わってからずっと浮ついている。ホントに情けないくらい読書ができず、劇作講座の課題が進まない。映画や演劇を観てごまかしているのだ。今日だって『コラテラル』(歳で形容すると"32歳"な感じのアクションサスペンスで面白かったです、はい)を観に行ってしまったし。この浮いた感じは課題をとりあえず形にすれば晴れるのだろうけれど、集中力が散漫で、後悔ばかりしているこの一週間。
『消えろ、消えろ、つかの間の燈し火! 人の生涯は動きまわる影にすぎぬ。あわれな役者だ、ほんの自分の出場のときだけ、舞台の上で、みえを切ったり、喚いたり、そしてとどのつまりは消えてなくなる。白痴のおしゃべり当然、がやがやわやわや、すさまじいばかり、何の取りとめもありはせぬ』(シェイクスピアマクベス福田恒存新潮文庫
言葉よりも先に、行動よりも早く、運命はそこにあるのだろうか。
勝手にしやがれ