アートかエンターテイメントか。

アート(芸術)とエンターテイメント(芸能)は両立するのでしょうか。
ではでは、もし自分が創作者ならばどちらから作品を?

結局、観た人がどう感じたかどうかか重要でしょ。

そうだと思うんですけど、最終的にはきっとそこに行き着くと思うんですけど……こうしたことについて考えることも無駄にはならないと信じて……。

難解といわれる作品をアートとするならば、単純明快な作品がエンターテイメントであるでしょう。

アートからエンターテイメントを志向する方法。飛躍した例えをもってくるなら、重い物をいかに軽くみせるか、ということになるのでしょうか。
ならば、エンターテイメントからアートを志向する方法というのは、軽いものをいかに重くみせるか、となります。
重いものを軽くみせる、軽いものを重くみせる、じゃ、その重さと軽さの「中間部分」にあるものは一体何でしょうか。おそらくその「中間部分」に求めるものはあるのではなかろうか。(もしかして、弁証法ってこういうこと?)

ま、いきなり結論なんですけど、片方を知っているだけではダメなんじゃないか、もう片方も知っておかなければいけないのじゃないか。
軽さと重さを含む、もしくは、軽さと重さを超える、「中間部分」を捉えるにはこれなのかも。

でも、有名な劇作家が『アートの先にはきっとエンターテイメントが、エンターテイメントの先にはきっとアートがある』と仰っていたので、それぞれの方向をさらにさらに深化させると中間部分のようなもの(もしかしたらもっとすげぇもの)を捉えることも可能なのかもしれません。