さくらさく。

DVD『ヨコハマメリー』を見た。ドキュメンタリー。横浜のあの辺かなとなんとなく見当はつき。よりどころとするものがきっと人それぞれに何かあって、そのよりどころが世間的に異様とうつってしまう人は、やはり何かあるんだろう。何十年間もメリーさんはひとり何を思っていたのでしょうか、なんて考えながら、その孤独のかけらみたいなものをこんな僕でも感じ取ったように思えました。もしかしたら、孤独ではなかったのかもしれない。見る側の勝手な思い込みなのかもしれない。ただあの佇まいはそう思わせてしまう。寂しさは普遍的なものです。ラストシーンはじんわりと衝撃を受けました。現実というより事実を感じました。微妙なニュアンスですみません。