さようなら10月。

維新派を観てまいりました。ちょっと耳にしていた某大学の後輩がいるって聞いていたけど、実際出演されていて、素敵でした。舞台は美しいと何度も思いました。ただ、ただ、けっこう寝てしまいました。睡眠不足なので以前は舞台を観に行くとよく寝てましたけど、今回まさか寝るとは思わなかった。うん。
老舗(アングラ)に入団していく若い人達、彼らが生まれる前に漂っていただろう郷愁みたいなものに憧れて門をたたくのかしら。体験していない時代に郷愁を感じてしまうのはどうしてだろう。国民服ってやつでしょうか、郷愁の手がかりとしては。千と千尋の神隠し千尋が乗るあの電車は郷愁を感じるのもそのせいかしら。実体験よりもイメージとしての郷愁に酔いたくなる気持ちが僕にはあって、それはなんだろうかと分からないのですが。夕暮れに郷愁は感じないけど。