ドイツといえばシュナイダー君のファイヤーショット。

今年は日本におけるドイツ年であるらしく、ドイツから招聘された"刺激的"と噂されるベルリン・フォルクスビューネ『終着駅アメリカ』をドイツ年の流行にのっかって観劇。テネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』をドイツ人に置き換えた舞台でありました。そこにはベルリンの壁崩壊後、西ドイツと東ドイツの統一後の問題があるようでした。政治、思想的なものって無知です。でも、憧れてます。作品はやはり"刺激"的で、登場人物がいきなり怒鳴ったり歌ったりするんですけど、その辺はニブロールと共通するなと思いました、あと僕が見たことのあるゴダール映画の登場人物もそうだった。凡庸な考えでは理解不能な行動、その謎。表面ではない深層に流れている何かを捉える目を養わなければと感じましたね。