観ダンスっ!

さんざん迷った挙句、珍しいキノコ舞踊団の『家まで歩いてく。』を当日券で電話予約してマチネで観に行った。キノコは初観ダンス、ダンサー個々の個性がよく表現されていて、皆さん魅力的だった。不謹慎にもキノコ舞踊団の人達と合コン(したことないけど)してみたいと思いました。それにしても、切なかったな〜。生活の中で時々感じる寂しさみたいなものを感じた。タイトル通り、家まで歩いてく時、あえて家まで歩いてく時のその寂しさを表現していたのではないかと勝手に推測してますけど。とっても素敵な舞台でした。
そして、夜は待ちに待っていたマシュー・ボーン振付の『白鳥の湖』を観ダンス。初演のDVDを何度も見返しては涙を流していたわけですが、初演とは全くキャストも一新、やはり印象は違う、今日は生だしね。井上ひさしが何かの対談で、戯曲はいわば船みたいなもので、船の作りがしっかりしていれば何度でも航海できると言ってたけど、この作品はまさに何度でも航海できる丈夫な船であって、そう簡単には沈まないと思う。とても悲しい物語、絶望の果ての希望そしてまた絶望、群舞が凄すぎ、音楽とあいまって、そりゃ泣くわ。
キノコもそうだけど、ダンスってのは音楽とは切っても切れない関係なんだね。
あ〜ネクストステージへ行きたい!!