いつになったら……。

haradayu2004-12-14

ようやく劇作講座の課題を2ヶ月過ぎて提出し、担当の講師が決まったのだよーん。その講師とはまさかこの人にはならないと思っていた劇作家の大御所、代表作は「上海バンスキング」の斎藤憐さんになのでした。それで、課題(自分が書くつもりでいる戯曲のプロット)を講評を頂いたわけですが、六〇年代後半を舞台にしたのは良いという言葉を頂きました。しかし、僕の戯曲には欠かせない踏切はいらないと否定され、劇作家はそういう思いつきを捨てることができなければダメなんだと仰られました。なので、踏切を捨てることにしました。アハハ。今日は中身のことにはほとんど触れられず、これからはメールをやりとりしながら、とりあえずはプロットの完成を目指すのです。というかさ、メールを送っても僕のことを憶えているのかどうか疑わしい。
で、先週土曜日はダンスの2本立て。金森譲『Noism04』とCO.山田うんの『ワン・ピース』と『w.i.f.e.』を観ダンスしました。
『Noism04』はプレゼンス(存在)がモチーフになっているように感じました。それにしても、男女区別なく水準高えーダンステクニックでいいなーと思っていると、最後の金森譲のソロはそんな水準を軽く越えてしまっていたので、普段開いている口がそのまま開いていました。なんかね、しなりが違うよ。
そして、コンテンポラリーダンス会の期待の星、T太君が出演するCO.山田うんの舞台は……明日朝早いのでまたいつか書きたいと思います。アデュー。
ただ一言、T太君を観てですね、ダンサーはダンスをしてなんぼ、劇作家は劇作をしてなんぼ、歌うたいは歌を歌ってなんぼという当たり前のことをあらためて確認し、言葉なんてやっぱり忘却装置(ごまかすという意味で)だなーと僕は山田かまちの詩の一節を引用するのでした。『やってから言えよ それに言うな! もう何も言わない男になりな』