学歴コンプレックサー。

いわば良い大学に入る人達は、おそらく、頭が柔軟で記憶力に優れなおかつ集中力が高いのだと思われます。そんな人達が世に出ると、そのほとんどがいわゆる"勝ち組"と呼ばれるようになります。
劇作関係をみても、受賞している方々のほとんどが高学歴なわけです。となると、当然のごとく、自身の可能性の薄さを再認識し部屋の真ん中で体育座りをしてしまうのです。
『君の人生において、君が今目指すべきものに対して、過去の君の何よりも心を傾けていますか』
と、キッチュな天使が僕に囁きます。

言葉は忘却を、身体は執着を、そこにいるのは誰だ?