♪ケセラセララ〜

ある言葉をカタカナで(あえて)書くのは一種のパロディであるって誰かが言っていたのですけれど、パロディという視点からカタカナを見るなら、パロディが笑いを志向しているだけに、そこには軽さが伴う。
ではでは、この軽さとは一体何なのでしょうか?
ある人を『お前、軽いな』と物質的な意味でなく、生き方とか対比的に言えば精神的な意味で形容する時、その軽さの意味は、深刻にならない、不真面目のようなものだと考えられます。軽さは明るい。
でもって『お前、軽いな』は性的に奔放である人に対して多く言われるでしょう。その『お前、軽いな』と呼ばれる人の移り身の速さ、これも軽さの特性です。軽さは速い。
なぜ速いかといえば、30kgの荷物を背負う人よりも素っ裸の人の方が速く移動できるように、軽い人は過去に執着しない。だから速い。つまり、軽さは振り返らない。

続きはまた後で。