それこれ。

ちょっとの間だけ、ブログのデザインを変更しております。
すぐに戻すつもりですが。

9月1日辺りになったら、関東大震災で虐殺された多くの朝鮮人のためにつくられた慰霊碑に手をあわせにいくことにしている。今年はその時期東京にいないので、先日行ってきた。4年くらい前にそれを題材にした演劇をしてから行くようにしているのだけれど、逆に癒されているような感覚を持ってしまう。その理由も分かるけど、恥ずかしいので書かないでおこう。

その前日に、Yさんに誘われというか、かなり乗り気でありました、K-popの少女時代コンサートに行ってまいりました。いや、スヨン。すみませ〜ん。

もし、今、韓国人に間違えられたとしても(別に間違えられないけど)、イヤな気分にならないと思う。それは僕の変化というよりも時代の変化なのかなやはり。

小熊英二さんの『インド日記』(新曜社)を読んでいる。旅行エッセイと思いきや、インドでの学生への講義や知識人などとの対話の中で、日本の歴史のことなどシンプルに説明されていて、付箋を貼る個所たくさん。また生き方の示唆もあって、感慨深く。「複数のアイデンティティ」を持つことは現代思想では強調されていることらしいです。多様化していく社会に生きてれば、自ずと自身も多様化(複数化)していっているように思えるけど、そのひとつひとつを「アイデンティティ」と決める(実感する)ことはしていない。必要とされているかということはアイデンティティ形成の大きな要因となるよ。

インセプション』はとってもおもしろかった。