点滅する空。

注目を集めているサンプルという劇団に行かねばと思い、今日観に行きました。当日券で。とてもおもしろかった。戯曲はきっと大きな賞にノミネートされるのではと予感しています。出演者の方々も素敵でした。で、現在は失速中なんだと気づき、失速というと思い出すのがボルトの100mの失速で、同じ失速でもまるで違うなと、そりゃそうだろ。閉塞と可能性。失速、惰性。散らかる片づけられないモノは余裕なのか脱力なのか、その行き先はどこかって、今が健全ではないとしたら、健全であるモデルはなんだろう。過去の舞台で共演したA君も観に来ていた。手ぶらだった。帰り、大雨だったので駅まで傘に入れてあげた。
昨夜は雷雨で二度停電した、停電する瞬間はとても静かだ。フッと消えていった。大雨を見ながら、もし世界が終わるとしてそれが炎上か水没かだったら、水没がいいなと思った。
太宰治の文章ってほんとに面白い。