飛翔する竜。

さてさて、再演される舞台の振付をおよそ3ヶ月かけて思い出していく所存であります。映像に映る自分の姿を見ると切なくなる。切ないっすよ。ため息もまじるさ。
横山大観の絵は素晴らしかった。特に鳥の絵が素敵でした。こんな大家の方でも先行者を必死で模倣していたんですね。雨、海、波、霧、うーん、水です。水は底知れない奥深さを持っていますよね。様々な水の描き方もすごい。あの淡さはなんだ?
スウィーニー・トッド』もみました。おもしろかった。見ながらブレヒトの『セツアンの善人』をちらほら思い出しておりました。善人の創造って、まるで映画とは関係のないことではありますが、善人を創造することに強く興味を持ったのでした。ミュージカルは心情を歌に込めるから物語の骨格が太く短いのだろうか。物語の展開の速さが恣意的だとはちょっと思うけどあまり気にならない。この技術はなんだ?