今年度終了ー。

ほんとに漸く『アレキサンドリア四重奏』を読み終えたのでありました。主観でしか世界が把握できないのであれば、僕らは幻想を生きるしかない、いや、真実とは幻想なのだ。というようなことが書かれた箇所があって、なるほどと、はい。全体を通して、人物造形が素晴らしく、個性が浮きだっていました。第3巻の『マウントオリーヴ』は夢中になって読みましたね。うーん、西洋ってばやはり愛ですよ。愛ってばやはりマジメになるけれど、それも幻想でしかないならば冗談であるかもしれませんね。でもね。それでもね。生の時間は確実にあるわけだから。どういうこっちゃ。書き留めた言葉もいくつかあって、この本に出会えて良かったです。
Off Nibrollの公演、ミクニさんの身体は強いなと、KENTARO!君はカッコヨク、山本山はよかったよかった。