えーいっ!

母親が買ったのだろう、雑誌が置いてあって、様々な方々にインタビューをしていて朝飯食べながら読んでみた。興味深かった。オモシロい人達のインタビューだった。じんわりくる箇所が人物毎にあって、例えば、天海祐希は「…だって、若さなんて誰にでも平等にあるけど、年をとってきたからの素敵な顔は決して平等にあるわけじゃなくて、その人が"どう生きてきたか"が見えるわけでしょ…」、野田秀樹は「…知識量は別に人間を判断する時に何ほどのものじゃない……たぶん『ちゃんと生きていること』に尽きるんです。物事をちゃんと見て、ちゃんと生きている人間は、はたで見ていても面白いですよ」、樋口可南子は夫である糸井重里との結婚前のエピソードで「…私が飼っていた犬が死んでしまったときのこと。『死んじゃったぁ』って泣きながら電話したら、今から行くからって言ってくれて。でね、駆けつけてきてくれたんだけど、それがちゃんと黒のスーツを着ているの!…喪服の意味だったんですね。そのとき、ああ、この人は、なんておもしろい人なんだろう、って」
人生のヒントみたいなことがお好きなんですねって言われるとまったくその通りなわけですが、それは僕の未熟さを表しているのでしょう。ヤッホーイ。