そして、『太陽』を見る。

『太陽』見ました、イッセー尾形が素晴らしかった。で、実は映画が始まって、イッセー尾形が出てきただけで泣いてしまったのには、本当に自分はわざと泣いてるんじゃないかと自分を疑ったが、おそらくわざとではなく、そんな自分は何なのだろうと、映画を見ながら、そして、映画を見終わってからも、自問しながら銀座をプラプラ歩いて新橋まで行ったりして、昭和天皇を直視することって実は映画といえども初めてなんじゃないかって、昭和の頃、子供ながらも天皇を見ることに何かためらいみたいなものをもしや感じていたのではって、崩御された時、小学校の全校朝礼で皆で黙とうをしたことも思い出して、あの時僕はなぜか目を開けてみんなの様子を見ていた、校長が泣いていたのをはっきりと覚えている、あと教科書の年表に、天皇は自分が神だという考えをやめる、といった記されていたことも思い出した、あとはマリオブラザースが流行った頃、友人のK君がマリオが敵にやられた時、「天皇陛下、万歳」って言っていたことも思い出した。
ベンキョーしよっと。