ご来場ありがとうございました。

そして、『NO DIRECTION everyday』の公演が終了。
その前に行われたファッションショーにも出演させてもらい、ものすごいメイクと一生で二度はないだろうと思われるほど大勢のカメラマンさんたちの目の前を通り過ぎてバシバシ撮られた。どんな顔すりゃいいんだ。
振付家のYさんからのメールによると、作品自体の評価はかなり高いらしく、初参加の自分がとんだ迷惑をかけるのではないかと危惧していたので、安堵した。出演者として公演にこれほど集中したのは初めてで、ここ1ヶ月の空いている時間のほとんどは作品のことを考えていた。やれることはやった感は自分の中ではあるのです。でも、やれないこと(やることができない)はやれなかった、具体的には、枠の中の表現を超えられなかった(ありがたい言葉を頂戴しました)、そういう意識を持つにまで至れなかったのであり、その辺がどうにも悔しい。結局悔しさが残ったのでありました。
日々の積み重ねがいかに支えになるか、作品に取り組む時に、現時点の自分がどんなモノ(才能、技術、知識、教養、感情など)を持っているかは重要。それは戯曲を書くときにでも感じることですが。停滞はしないように生きていかなければなりますぇっん。あと太らないように。
それにしても、共演者はもちろん、各分野のクリエイターさんにとても恵まれた公演でした。こんなに刺激を受けたことはないし、色々教えてもらったし、人間的にも表現者としても魅力的な人しかいなかったです。また共演できるように精進します。
でもって、打ち上げ終了後、終電を逃して二駅手前の駅からタクシー(お疲れ様ということで)で帰宅。すると、見知らぬ女がリビングで「うっそー」と僕を見て驚き笑っている。その日は両親が共に不在であり、僕も帰らないだろうと思ったのだろう、兄がその彼女を家に呼んだらしい。ちょうど兄は風呂に入っている。狭い家なのでうざがられるだろうし、変な気を使われるのもこちらがうざかったし、本番が終わってプチセンチだったので、5分後に家を出て、深夜1:30の入間シティを歩く。近くの24時間やってるジャスコのフードコートで長電話したり、わりと遠いガソリンスタンドと併設しているドトールに行って時間をつぶす。読みかけの戯曲を読もうかと思うが、公演のことばかり考えてしまう。で、5時頃帰宅、速攻で寝て、そんで起きて行けなかったスーパー銭湯へ行く。帰ってまた眠る。そして、新しい本を読み始める。ようやくブログを書く気になる。そういう現在。
ちょうど1ヵ月後、27歳になる。そんなハラダイナ。